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皆さんこんにちは!
株式会社E‑TEC、更新担当の中西です。
第5回「家庭でできる電気の省エネ術&快適アップアイデア」に続く、第6回電気工事雑学講座は、**「感電・漏電を防ぐ!アース工事と漏電遮断器の最新選び方」**をお届けします。家庭の安全を守るために欠かせない接地工事と漏電遮断器の役割・選定ポイント・設置のコツを詳しく解説します♪
安全経路の確保:金属機器が漏電した際、電流を地中に逃がし、感電リスクを低減。
ノイズ抑制:家電からの電気的ノイズを地面に逃がし、誤動作を防止。
接地棒の埋設
銅製または亜鉛メッキ鋼製の接地棒(1.2〜1.5m)を地中に垂直打ち込み。
アース線の配線
分電盤のアース端子から緑/黄被覆線を最短経路で接地棒へ配線。
接地抵抗測定
接地抵抗計で10Ω以下を確認(地域によっては20Ω以下)。必要なら複数本打ち増し。
ELB(漏電遮断器):分電盤に組み込むタイプ。全回路をカバー。
RCD(RCCB):個別コンセント用。屋外コンセントや特定回路に。
AFDD:アーク+漏電検知複合型。火災リスクの高い場所に最適。
30mA以下:人体感電防止用。家庭用は30mAが標準。
100mA以上:機器保護用。エアコンなど大容量家電向け。
定格電流:15A〜20A(一般回路)、30A以上(エアコン・IH専用回路)。
動作時間:0.1秒以内で遮断。速やかなトリップが安全性を高める。
年1回の絶縁抵抗測定:配線劣化を早期発見。
テストボタン操作:漏電遮断器の動作確認を月1回実施。
テストボタン:必ず電源が切れるかを確認。
アース端子の緩み:分電盤内のアース線ネジを目視点検。
確実な接地で感電リスクを大幅に低減
30mA感度の遮断器を全回路に設置
定期点検・テストでいつでも確実に動作
プロの施工で安心の工事品質
株式会社E‑TECでは、アース工事から漏電遮断器の選定・設置、定期点検までトータルサポート。ご家庭の安全対策はぜひプロにお任せください!
次回は第7回として、**「スマートホーム時代の電気工事 ~EV・太陽光・蓄電池の連携術」**をお届けします。どうぞお楽しみに!